第17回博学連携フォーラムを開催します

子どもたちの物事を捉える視点や考え方を鍛えていくことが、今求められています。それには、子どもたちがいかに主体的に取り組めるかということが大切な要素となってきます。
博物館での学びは、この大きな機会ととらえることができます。たとえば、博物館では、教科書や写真でしか見たことのないものを自分のすぐ近くで見ることができるのです。その実物の持つ存在感、大きさ、実体験に、子どもたち一人ひとりが、様々な思いを抱きます。また、教室とは異なる空間、学芸員という人との関わりなど、日常ではない博物館の中だからこそ、目にとまり、気づくこともあるでしょう。その思いや気づきを仲間と交流し対話すること、仲間の発言に耳を傾けることが、新たな気づきにつながり、より深い学びを得ることができるのです。
対話し、深い学びにつながるような問いかけや、資料の提示のタイミングなどを、皆さんと考える場にしたいと考えます。
博物館での学びが、学校での学習と相まって、子どもたちがより興味関心をもち、主体的に学ぶ経験ができることを願っています。