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開館44年収集の軌跡Ⅱ 現代の作り手たち

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開館44年を迎えた当館では新たな博物館への建て替えを前に、令和5年度は年間を通じ、当館の資料収集の軌跡を振り返る展覧会をシリーズで開催しています。第1弾では当館の収蔵資料の核となる美濃桃山陶をテーマに、様々な視点からその造形の魅力に迫りました。
第2弾となる本展は、「現代の作り手たち」をテーマに当館の美術工芸コレクションが形成されてきた軌跡を振り返ります。当館の美術工芸コレクションは、初代土岐市長二宮安徳が収集した二宮コレクションを礎に、土岐市政のあゆみと深く関わり合いながら蓄積されてきました。陶彫展や現代茶陶展といった土岐市主催の公募展受賞作品や友好都市イタリアファエンツァの招待作家作品からは、土岐市がやきもののまちとして産業的側面に捉われず、文化芸術振興に目を向けてきたことがうかがえます。他方、美濃桃山陶生産の中心地としての歴史を背景に、茶陶制作に取り組む市内外の作家作品の収集も積極的に行ってきました。
この地と関わり、土の可能性を探り、形にしてきた現代の作り手たちの作品をお楽しみください。

場所
土岐市美濃陶磁歴史館 
期間
令和5年9月9日(土)~12月10日(日)10時~16時30分(入館は16時まで)
月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(ただし9/24・11/4は開館)、10/31