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『妻木の熊谷吉兵衛-美濃の大陶商「西浦屋」を支えた人-』

 

美濃国土岐郡妻木村(現土岐市妻木町)に生まれ、 幕末から明治への時代の転換期に多治見の大陶商「西浦屋」の江戸店支配人として活躍した商人熊谷吉兵衛(1814-1890)、その知られざる生涯をたどる展覧会です。幕末、西浦屋は大阪と江戸にそれぞれ支店を構え、多治見本店を含めた3店舗で全国へ美濃焼を流通させる販売網を構築します。吉兵衛は江戸店支配人を勤めつつ、西浦屋大番頭として3店舗の動向に目を配り、維新前後の混乱期も吉兵衛の采配で乗り切りました。吉兵衛は、西浦屋の商売の傍ら江戸で「石門心学」という学問を極め、西浦屋隠居後は「東洲」と名を改め、「参前舎」という心学講舎(学び舎)の舎主を務めるまでになります。石門心学は江戸時代に商人を中心に広まり、後には渋沢栄一や松下幸之助も影響を受けたという学問です。本展では、石門心学を通じた吉兵衛と様々な人々との交流についてもご紹介します。

 

場所
土岐市美濃陶磁歴史館
期間
2022年11月19日(土)~2023年2月26日(日)
【休館日】 月曜日、祝日の翌日、年末年始(12/27~1/6) ※1/9、2/12は開館